1ターン・そんなの認めないーー認められる訳ないっ!

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「……あの、」 うーん……それにしても、何で私はこんなとこにいるのかしら? 一面真っ白な空間を見回しながら、私は首を傾げる。 「……えっと、えと……す、すみません……」 確か私は華々しい高校デビューを飾るために、学校までの道を凜夏と一緒に歩いてて…… ……ん?おかしいな、何かその後の記憶が曖昧であやふやな感じなんだけど。 「……そ、その、わたしの話を……聞いて……うう、」 腕くみをしながら頭をフル回転させようとするんだけど……。その肝心の頭がぼんやりしてるせいで上手く考えがまとまらない。 ……あー…もう何か、やきもきしてきた。 「ーーっ、あのっ!」 「ああもう、何だって言うのよっ!」 「ひゃうっ!?す、すすすすみませんごめんなさいごめんなさいっ!」 あれ? 何か今聞こえたような気が……。
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