おお勇者よ、死んでしまうとは情けない

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母「あら、もうこんな時間、コーイチ、早く謁見の準備しなさい!」 孝一「第一、謁見てなに?」 母「まだ寝ぼけてんの?あんた は、勇者に選ばれたんでしょ!」 孝一「ああ、そうか、俺が勇者か・・・って、えぇぇぇぇぇぇえ!」 母「うるさい」 孝一「ごめんなさい」 母「国王様をまたせてはいけないから、もういって来なさい」 孝一「う、うん じゃあ、いってきます!」 母「はい、行ってらっしゃい」 そうして俺はお城に向かった ーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーーーー 孝一「まだ着かねぇのかよ!一時間歩きっぱなしだぞ!」 盗賊A「ん、なんだオメェ」 孝一「あの城に向かいたいんだが」 盗賊B「じゃあ、ここを通らねえとな」 盗賊C「ここを通りたかったら、金目の物置いて行きな!」 孝一「えぇー、それはちょっと」 盗賊A「そうか、なら仕方ねぇ!テメェら!やっちまえ!」 盗賊's「「「「オラァァァァ!」」」」 孝一「ウワァァァァ!」 ーーーーーーー ーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーー 孝一「ふがっ!・・・なんだ、夢か、今何時だ・・・げ!?遅刻だ!? 急がないと!」
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