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孝一「ほらよ」
翔「サンキュ」
「おっはよー!」
そう元気な声が聞こえてきた。
こいつは同じクラスの葉山 薫 (ハヤマ カオル)だ
俺の幼馴染の中で唯一の女だ
そのおかげで、と言うべきか恋愛感情なんてものはこれっぽっちも無い
薫「まーたそれ?毎日飽きないねぇ」
翔「じゃあ手伝ってよ」
薫「えーこんなか弱い乙女にそんなもの持たせるの?」
孝一「どこがか弱いだか・・・」
薫「フンッ!」
その瞬間、俺は空を飛んだ
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