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「あ、お前引っ越したからコッチじゃねぇじゃん。そして毎日コレ言ってんな俺」
と自己反省した竹田が俺に言う。
「そうだな。落ち着いたら新しくなったウチに来いよ。」
「んじゃ、日曜行っていいか?」
と竹田がつっかかってくる。
「さっきダメだつったろ?荷物が整理できてないんだ。」
「そうか…」
と落ち込む竹田。
コイツ馬鹿だなと高井田とアイコンタクトをする。
高井田は少し大人の余裕のある笑みを返してきた。
「まぁ、俺と柊はコッチだから。」
と高井田が早く帰りたそうに言う。
「おぅ。じゃーな。」
と大きく手を振る。
コイツは恥ずかしくないのか?と苦笑いしながらも俺らも小さいながら手を振る。
高井田とはたわいもない話をしながら帰った。
最後にお互い「じゃーな。」といって別れた。
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