心から。

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放課後。 先生の横に座った銀時とその前に座った俺達のきまずい沈黙。 その沈黙をやぶったのは意外にも銀時だった。俺達の方をむいて「ごめん……。」そう呟いた。 「その…俺…………。」 「俺達の方こそごめん。聞かれたくないことぐらいあるよな。」 すると今まで口を閉ざしていた先生が口をあけた。 「…銀時。」 コクン 銀時は小さくうなずいた。 「二人には銀時のことを少し知ってもらおうと思います。」 「「??」」 どんな話かはわからない。けど、このはなしを聞かないときっと銀時とはずっとこのままな気がした。
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