“僕は友達が欲しい”

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メタボッ!! ガチかお前っ!!!!! これ以上被害者を増やすなっ!!! 『えー…契約すれば彼女は東応でいい仕事しそうなのにー…』 止めろっド阿呆っ!!!! 全く、油断も隙も有ったもんじゃねぇ…っ でも…8割… そんなにうちの学校にホモが… 『順調過ぎる程順調に増えたって事だよ。 寧ろ8割って事は、まだ2割残って…』 止めさせてくれ…これ以上は… この調子でまだ約2年あったら、マジで俺の近辺ホモだらけになっちまう。 只でさえ少子高齢化が叫ばれてるのに、人類衰退フラグが… 予想外の数値とメタボの阿呆な行動に動揺てしまったのを隠しながら、菊音ちゃんの意識を某Qべーから逸らさせようと 菊音ちゃんが食い付きそうな、うちの学校でのまるで二次元の様な話を色々しておいた。 案の定、食い付いて喜んでくれたけど、リュックに収まった外道はマジで油断ならない。 つか、こんな場にまで連れて来るべきじゃなかった。 カフェには割と長い事居て、散々腐ったネタ語り明かして、 その後カラオケボックスに移動。 そう言えば、男になってからカラオケ来たのはこれが初めてで… 大好きなアニソンやV盤の男性曲を 男の声で、原キーのままで 歌えた自分にうっかり感動してしまった。 やべぇww 俺格好いいんじゃね?wwww 「まこっちゃん素敵ボイス過ぎて禿げるwwww」 と大喜びな菊音ちゃんに思わず同意したくなったくらい… サーセン、自画自賛乙ですwwwwww そんなカラオケが楽し過ぎて、大分調子に乗っちまったよ。 3時間、菊音ちゃんと二人で相当歌い倒した。 カラオケを出た時には16時過ぎだった為、 そろそろ帰ろうかと、菊音ちゃんを送りがてら駅に向かう。 駅ビルの書店で注文してた本も、昨日全部入荷したって連絡が有ったから、彼女を改札まで送ったら取りに行くつもりだったんだけど… 「うちの学校の奴等のせいで、BLコーナーガラッガラでさぁ…」 なんて話をついしてしまったので、書店まで菊音ちゃんは俺にくっ付いて来た。 ですよねwwそんな有る意味素敵な棚見てみたいっスよねwwww 書店入ってカウンター行く前に真っ直ぐBLコーナー行ったら、相変わらず1冊も在庫が無くて 菊音ちゃん大爆笑www
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