“僕は友達が欲しい”

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『僕もこの外村好きだなー』 えっwww 『フェロモンも何も余計な物が無いのに、僕の理念を地で行ってる、コイツ。 ノンケの男を此方の道に目覚めさせるっていう…』 どういう事だっww詳しくっwwww 『中学の時から現在まで、外見を武器にノンケな可愛い男子に遊びで手を出す、超ヤリ●ン男』 なんだwwとっwwww 待ってくれwwwwお兄さんあんなに真面目そうなww生徒会長様なのにwwwwww それもひっくるめて、最早ネタでしかなくて顔面崩壊レベルでニヤニヤが止まらないっ!!!! 「ちょwwまこっちゃんwwww表情筋仕事させてwwwww」 「面白ぇなー、まこっちゃんww」 と二人に笑われたけど、これはもう仕方ない! 千里が既にホモだという事でハーレムの危険が無いと判断して、即行でアドレス交換をしておいた。 まさかの…! このまま仲良くなれれば、念願の男の友達がっ!! 『良かったねー、同性の友達出来そうで』 なっ!!すげー嬉しいっ!!! 本当に神様有り難うっ!!!! 千里が来てから少しして、仕事を終えた大橋も待ち合わせ場所にやって来た。 まだ時間的には大分早いけど、話し込む事を想定して駅前のファミレスに4人で移動。 ついでに夕飯食べちゃえって魂胆で。 本当は居酒屋に入れたら嬉しいんだけど、大橋以外高校生ですからね。 ファミレスに行ってから改めての大橋と菊音ちゃん達の挨拶もそこそこに、 なんで今あそこの書店でBL本がやたら売れてるのか、それに至る経緯を 殆ど菊音ちゃん主体で、大橋と千里に話してくれた。 俺が昼間菊音ちゃんに言ったし、自分で言うより第三者が話してくれた方が有り難い。 取り敢えず… 話の間、大橋も千里も、ほぼ大爆笑だった。 笑うわな~、そりゃ 有り得なさ過ぎてさぁ 笑うしかねぇもん。 「マジでwwまこっちゃんが神過ぎるwwww」 「久保くんすげーわwwwマジ美味しいっww有り難う!取り敢えず握手しよう!」 話を聞き終わっても二人は大笑いで、何故か大橋に握手を求められたのでしておいた。 「もう笑うしかないっスよねー…どーしてこうなった、って言葉がマジピッタリ」 「だから当然、まこっちゃん可愛いからじゃね?」 「だよねー!イケメンだわ可愛いわで、美味しいったらありゃしねぇww」
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