体育祭とフラグ②

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ってツッコミは心の中で留めて 実際は、俺と目を合わせて会話すると息子が突然元気になるという、そんな話だった様だ。 何ソレ逆に怖ぇんだけどwwwwww っていうね。 このフェロモン、本当要らねぇよ… …それはさて置き、会話に戻ろう。 「因みに騎馬戦は…真が上?」 「いや、土台っスよ」 「はぁ!?」 「本当に?」 「嘘言ってどーするんスか… 俺クラス平均で見たら小柄な方でもないですし… 一応177有りますからね?」 「それは見れば分かるが…」 「まこちゃんと組む奴は?お前等?」 「じゃないんスよ…」 「俺と黒木くんは騎馬戦出ませんし、千葉くんは出ますけど、身長のバランス的に久保と組むのは無理なので…」 「じゃあ、せめて千葉の土台ん所でまこちゃんが上乗れば…」 「俺もそう思ったんですけど…」 「土台やりてぇんで!」 「…だそうです」 「マジかよー…」 みんながこんなに渋るのは、この6人以外は俺と接する際に非常に緊張してしまうのを、みんなは分かっている為。 でもさー、 反対されればされる程やりたくなるもんっしょ? いいじゃん、騎馬戦だけなんだし… 結局渋られ続けたまま昼飯タイムは終了して、それぞれ教室に戻った。 で、今日の5限は体育で、雨なので体育館にて体育祭の練習予定。 勿論俺は体育前、いつも通りトイレで着替え… の筈だったんだけど 余りに先輩方にも色んな意味で渋られたせいか、 ちょっと魔が差した。 殆どの同級生達が教室に既に戻って着替え始めていた中で、 間髪入れずにセーターとYシャツを脱ぎ捨て教室で上半身裸になるという、強行手段に出てみた ら 突如教室内に、男のクセに甲高い悲鳴が響き渡り 何人かが着替え掛けで教室から飛び出し 数人が鼻血を吹き出して倒れた。 慌てて千葉が俺の体をジャージで隠す 「くくくく久保っ!!!? 何いきなり脱いでるんだよっ!!!!??」 「え、別に隠されなきゃいけない体してませんが?乳有る訳でもねーし。 こんな声低くて胸平らでチ●コ付いてる女居ねぇべ?なんなら下も…」 「分かってるっ!!!久保が男なの当然分かってるからっ早くジャージ着てくれっ!!!!!」 「えー…」
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