出会い

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「あ、すみません…俺、具合が悪くて昨日まで休んでまして… 今年度転入してきたばかりなんです。なのに今日初日でしかも遅刻しちゃって…申し訳あ…」 「なに? …と言う事は…お前が久保真か」 「はい?」 「お前の事は聞いている。理事長のご推薦な様だな」 「あ…ええ、一応…」 「俺は3年の金田陽洋(カネダ ハルヒロ) 、風紀委員の委員長をしている。覚えておけ」 「は、はいっ!」 き… き… キターっ!!!!! キタコレwwwww いきなり風紀委員長だよwww や、風紀委員っぽいとは思ったけどさっ!! 委員長wwww このハイスペックなルックスで委員長っ!! マジ滾るっ!!! 『なんだいきなりテンション上げちゃって…』 「や、これヤバい、楽しいっ」 「は?」 「あ…っ」 しまった… ついライオンの台詞に普通に返事しちゃった…っ 「楽しい…?何がだ」 委員長が怪訝な視線を私に向ける。 「え…えーっと… い、委員長が流石のイケメンさんで!初っ端委員長に会えるって凄いと思って! これからの学校生活楽しそうだな!って気持ちがつい言葉に出ちゃいましたスミマセン!」 マジで、今更イケメンwktkしてきちゃった! これ等をホモにすんのが私のミッションなんだろ? ヤバいよ!考えただけで楽し過ぎるっ!! 私の建て前上の台詞を聞いた委員長は、私を見てクスッと笑った。 あ… 「お前は変な奴だな。 まぁ、俺が居て楽しくない訳は無かろう。 あと、俺の名前は“委員長”ではない。 金田でも陽洋でも、好きに呼ぶといい」 「…あ…じゃあ…金田先輩」 「よし。 ここで会ったついでだ、職員室まで案内しよう。 付いて来なさい」 金田先輩はそう言うと、私を促す様に職員室が在るらしき方向へ歩き出した。 最初ぶっきらぼうな顔してたのに… 笑うと可愛いじゃん、この子。 お姉さん一瞬ときめいちゃったよっ この子受けかな。 うん、ちょっと俺様なクーデレ受けがいいな! 相手は誰がいいだろう? 生徒会長とか…不良問題児とか…! あ、でも、生徒会長には副会長が王道だよな! この学校に不良問題児が居るかどうかも謎だから… 教師も有りか…っ!! まぁ、まだ金田先輩以外とちゃんとした遭遇フラグ立ってないからアレだけどなwwww
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