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私は藍阪暁
目と髪の色が少しだけ藍色で、人よりちょいと感性がずれているだけの普通の女子中学生である。ちなみに特技は絵。イラストではない、ちゃんと目で見てキャンバスに映し描く絵の方だ
今の私の状況
それは酷く可笑しいのだと思う
まず私は座っている。ああ、決して椅子にではなく
紺色のセーラー服と赤色のスカーフ。それに紺色のソックスとローファーを身につけている
私の横には、絵筆や絵の具、油絵の具、パレット等々の私にとって必要不可欠な絵画セットとスケッチブック、携帯が入ったスクールバッグが転がる
ここまでは良い
では何が可笑しいかといえば、ここが全く知らない森の中であることと、全く知らない、ピエロのような男がこちらを見ていることだ
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