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あぁ結局間に合わなかった……
『………初日から最悪…』
前で話してるのにも構わず俺だけ下を向いて負のオーラを出しまくる
どれぐらい経ったのだろうかという時にはもう舞台に立っていた制服を着こんだ男は居なく、剥げの似合う男の先生が号令をかけていた
「それぞれ書かれたクラスに移動しなさい、まだ見ていない者は後ろの壁にクラス表が張られている、それを見て移動しなさい。」
それだけ言うと生徒達が一斉に行動し始める
あ、俺まだ見てねぇや…
とぼとぼと重い足取りでクラスが貼られた紙に目を向ける
まだ見ていない生徒がちらほら居て紙に書かれた字が見づらかったが俺の名前を発見した
『Ⅰ-Ｃか…』
どうやら俺はＣ組という所らしい
体育館出口にあったパンフレット片手に教室を探しに第１校舎へと足を向ける
まぁ前に同じ一年が居るから着いていけばまず迷うことはない。
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