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そして第三階校舎の階段から左の所に俺のクラスはあった
どうやら下の学年に連れてクラスが上の階にあり上の学年は上になるに連れてクラスが階で下がる
という仕組みである、らしい
なんと裕福な仕組みである
そんなことを考えつつ扉の前に立ち、一旦目を伏せる
俺はここまで来てしまったんだもう後戻りは出来ない…
こうなったら最後まで頑張ろうじゃないか…うんっ
俺は平凡だ、静かにしていればまず目に付かないしつけられないだろう…多分。
影を最大限までに薄くして静かに過ごそう……
あ、あと怒鳴らないようにしよう
一人学校への決心をして扉に手をかける
ーガラッ…
シーン……という静まりはなくそれぞれ生徒達は友達が出来たのだろう奴等と楽しくお話をしていた、まぁそれと反対に本を読んでる奴や机に伏せてる奴も居た
まず第一関門クリアだな
俺は黒板に書かれた自分の名前を探し席を探す
席はちょうど窓際の後ろから二番目といういいポジションをゲットした
静かに気配を消して自分の席に座る
これで第二の関門はクリア
あとは静かに平凡に学校生活を送るだけだ………
一旦はりつめていた意識を和らげリラックスする……毎回こんなに神経を使ったら何かお偉いさんになれる気がする………
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