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あの後先生が入ってきたので駄犬は大人しく自分のハウス(席)に戻った
教科は地理、全く分からんのに先生が当てるので失敗しながらも答えたことを偉いと自分で自分を褒めた
別に寂しくねぇし、ふんっ
・・・・
恭「橘っち~!!」
そして何度めかの休み時間駄犬は来た
『おすわり』
恭「っ!?」
パニクりながらもちゃんと座ってるコイツはなんなんだろうかと思う
恭「…てっ、違う違うっ!!橘っちに紹介したい人がいますっ!」
『御主人様はそんな犬に育てた覚えはありません』
恭「育てられた覚えさえないのですが!?てか犬とは!?」
『で、何?』
恭「あ、えっと…俺の幼馴染みの"雨宮 七織〈アメミヤ ナナオ〉"くんですっ!!」
雨「よろしくね」にこ
……………
『おい、だけ、……藍原…何故女子が此処に居る?此処男子校だろ?』
恭「へ?」
雨「ん?」
俺が駄犬の隣に居る女子に指を指すと(いい子は人を指で指しちゃだめだからなー)奇妙な声を出して固まってしまった
ん?
なんかおかしいこと言ったか…?
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