No.1 男子校とは?

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-朝- ついにこの日がやって来たそう今日は例の男子校の入学式なのだ ハッキリ言うと面倒くさいが姉の為だ(今シスコンて思った奴爆<省略>) ゴソッと布団から起きると同時に扉がノックされる 『ふぁ~い?』 丹「ちいちゃん?制服持ってきたわよ?」 『ん~丹ねぇおは、よ~』 丹「おはよう、まだ寝ぼけてるの?」 『ん~』 丹「まぁ朝弱いからね、ちいちゃんは」 そうなのだ 俺は朝がとてつもなく弱いのだ 日によって対応が違うので家族も困ってる(らしい) 時には低血圧でガンくれたり冷たかったり 時には滑舌が回らずのぼ~としたり 時にはハイテンションで笑いまくったり絡んだり などなど それを聞いたらなんとめんどくさい奴だと自分で自分を失望した…と同時に恥ずかしかった 丹「ほら学校遅れるよ」 『今何時~』 丹「今9時今9時今クジラ~♪」 『クジラ~…………ん?』 クジラ?………9時……9時……? 9時!?
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