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「――知りたいですか?」 クスッと妖しげな笑みを浮かべて私に問いかける目の前の人。 その答えにコク。と私は何回も首を縦にふった。 「でもその前に。」 コホン、と咳払いをひとつする。 「……ボタン、とめませんか?目のやり場に困るんですけど…」 「へ………」 そう言われて自分が着ているブラウスを見てみれば 「ーーーっ!」 ……忘れてた。 第3ボタンまで開けられていたシャツはもう下着が見えかけていて。 私は恥ずかしくなって慌ててボタンをとめた。
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