ー プロローグ ー

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ある日目を覚ますと 私は見知らぬ部屋の、ベッドで寝ていた。 そして戸惑う中、あなたが現れたの―…。 「菫さん、体調どうですか?」 「な……なんで私の名前!」 「………秘密です」 あなたに近づく度、私がおかしくなるのはなんで? 「菫、って呼んじゃだめ?」 あなたに冷たくされる度、泣きたくなるのはなんで? 私を惑わせるのは いつもキミ………
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