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私は斎藤柚葉!
高校二年生で、長刀部副部長。
隣にいるのは、幼馴染みの桐生桜。
彼女こそ我が長刀部の部長なんだ!
桜「柚葉は昨日の特番見た?」
柚「もちろん!新選組かっこよかったよね~」
桜「そうだね!かっこよかった!でも、私は高杉さんとか吉田さんがいいと思うなぁ」
実は私たち二人はとてつもなく歴史(特に幕末)が大好きなのだ!
柚「え~?そうかなぁ?私はやっぱり新選組派だなぁ」
桜「柚葉は昔から新選組一筋だったよね」
柚「当たり前じゃん!新選組かっこいいもん!」
こんな会話は日常茶飯事。
私は新選組が好きだけど、桜は長州の人達が好きらしい。
でも、私は桜がいくら長州の人達の魅力を話してくれても、敵にしか思えないんだよね。
いつもの帰り道。いつもの時間。
柚『でも、何かが違うような…』
その時、突風が吹き荒れた。
「「きゃあぁぁぁぁ!!!」」
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