番外編

3/6
前へ
/197ページ
次へ
「あははっ、澪、泥だらけ~」 「澪、どんくさい~。父上、遊ぼー」 澪がわなわなと震えていた。 「こら、律、脩。澪さんに謝れ」 「「劉都が怒ったぁ~」」 「うわっ」 仁に双子が抱きつく。 「お前ら、そこに治れぇ!」 澪の怒号が響く。 双子の兄、律の隣に仁と双子の弟、脩が座り、脩の隣に劉都が座った。 「ねぇ、ママ。何でお兄ちゃん達怒られてるの?」 「琉生、それはみんなが悪い事をしたからだよ。あぁなっちゃダメだよ?」 「うん、唯お兄ちゃん。」 「母さん、大丈夫?」 「大丈夫よ?唯斗も琉生も遊んでおいで」 「ヤダ。ママのそばが良い」 そう言って後ろから抱きつく。 私の子供はお腹に入る子を含め七人。
/197ページ

最初のコメントを投稿しよう!

109人が本棚に入れています
本棚に追加