2人が本棚に入れています
本棚に追加
。
確か、高校二年の春だった。
綺麗な詩を書く人に出逢ったんだ。
出逢ったって言っても、その人のホームページを偶然見つけただけで、直接会った事も話した事もないんだけど。
地味なホームページ。
チェックしてるのはきっと僕だけだと思う。
詩は毎年一度だけ、一作品だけ更新される。
それがとんでもなく綺麗な詩で、初めて読んだ時は自然とこぼれる涙に戸惑ったっけ。
あれからもう十三年。
たった数行の言葉が毎年僕を泣かせて、僕の励みになっていた。
最初のコメントを投稿しよう!