遠い過去の僕

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あれは確か夏の出来事だった、今でもあの日の事は忘れない。 いや、きっとあまりにも印象が強くて忘れられないのだろう そう、あの日はすごく、、暑かった 恥ずかしさで顔も凄く熱くなった事は今でもはっきり覚えている そう、僕はあの日 電車の中で、学校帰りの電車の中で 屁をこいた、、 最低とか、人間なら仕方ないとか、そんなのはどうでもいい その時の周りの人間がどんな風に思ったかなんてどうでもいい ましては自分が見ず知らずの他人になんと思われようが、どうでもいい ただ、あの子の前だけでは、   あの子の前だけでは、、、 そう、僕は、世界で一番恥ずかしい三秒を味わったのだ
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