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そこに広がっていたのは自分の家に仕えていた騎士やメイドなどのちからなき姿。
血まみれの廊下に倒れている無数の死体をみる限り悲惨な事だとはすぐにわかった。
「いったい何が!?」
そして俺はすぐに母上と父上を探した。途中死体が目に入りなんども吐きそうになる。
そして俺は母上と父上の部屋にたどり着いた。心臓の音が高鳴るのがよくわかるくらいどきどきいっている。
部屋を開けるとそこにいたのは王室に倒れている母上と父上の姿だった。
「母上!父上!起きて!起きてよ!…お願…いだか…ら…起きて…」
しかし母上と父上から返事はない。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ヒグ…いったい誰が…憎い…殺してやる。母上…父上待っていてください!すぐに敵を取ります。」
その少年の目はもはや殺人鬼の目生気のかけらもない目だった
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