第一話 決意の先

8/32
前へ
/34ページ
次へ
ハンカ小隊特殊家屋 クワァン「イーク、ムルト用意はいいな?」 イーク「はい!」 ムルト「………」 クワァン「ムルト!」 ムルト「聞こえてるし」 クワァン「上官に対してタメ口か?」 ムルト「そんな事より緊急なんでしょ?」 クワァン「はぁ~、まぁいい、準備出来たら三番ドックのカクタス級戦闘母艦[ムツキ]に搭乗しろ、お前達の機体はすでに積込が完了している、いいな!?」 イーク「はい!」 ムルト「うぃす」 クワァン「上官兼お前達の保護者としていわせてもらう…」 クワァンの顔が少しずつ少しずつ鬼に変わっていった イーク「あわわわわわ」 ムルト「ふんっ」 クワァン「調子に乗るのも大概にせぇやぁ!!!!!」 クワァンはムルトの胸ぐらを掴み部屋のベッドの上に叩きつけた ムルト「ぐはっ!!!」 イーク「ひぃぃぃぃ!!!」 ムルトは若干の赤いものを吐いた クワァン「イークは良い子だから私の言うこと聞いてくれるわね?」 不気味な微笑み イーク「もっ!もちろんです!!!」 イークとクワァンは部屋を後にした ムルトは……ベッドの上で痙攣していた。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加