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カクタス級戦艦[ムツキ] 艦内放送
メロディン「今回この緊急班の司令を任されたメロディン・イザルート大佐だ、積込や要員の召集に時間がかかるとは思うが後三分で頼む、全員の点呼が終了し次第発進シークェンスに移行する」
ムツキ 352室
シンイチ「今回はスパイダムでの連携だ、動きはバーチェラスとは比べられん程早い、がしかし、装甲は実戦配備されているSA(Sacred Armers)と比べられん程薄い、どう戦うかわかるな?」
シイナ「スパイダムは近・中距離戦闘武器が豊富…ストレイトソード、ショートメタルカッター、肩部60mmメガライフル、スモークグレネード、自動追尾式スパイラルアンカー、スピードを駆使して相手の懐に飛び込み仕留める、スモークは攻撃・離脱に使用できる、対近接戦闘タイプならアンカーで回りから攻める」
シンイチ「そうだ、まぁ俺たちなら大丈夫だ、スパイダムの調整しとくか」
シイナ「うん」
ムツキ 353室
イーク「クワァンさん、あのぉ」
クワァン「どうしたイーク?」
イーク「すんごく言いにくいんですけどいいですか?」
クワァン「小隊の中ではなんでも言う、情報の共有は大事だ」
イーク「ムルトくん…乗ってないです」
クワァン「………へ?」
イーク「たぶんまだベッドで痙攣してます」
クワァンの顔が再び鬼化
クワァン「なんでもっと早く言わないんだぁ!!!」
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