第一話 決意の先

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シイナ「フィールも性格以外は問題ない」 シンイチ「フェルデリックか、行きすぎたキリスト信仰が無ければな」 352室へ内線が入った。 「もうすぐ目的地に着きます、機乗して発進準備に入って下さい」 シンイチ「了解、クラック小隊の状況はどうなんですか?」 「こちらの接近を感知したのか敵機の数が急増しています、到着後直ぐに出撃になるかもしれません」 シンイチ「了解」 シイナ「早く~」 シンイチ「機乗だ、行くぞ」 シイナ「やってやるぜ」 ムツキ 格納庫 ミサト(アージャ・ダ・カール、私にこれにまた乗れってのかい、サイゴウどんの仕業だね) シンイチ「ミサトさん、どうも」 ミサト「あんたは…シンイチか、えらく久しぶりだね」 シンイチ「二年前のライジングカスタム性能試験以来ですね」 シイナ「ミサト~」 ミサト「シイナ、そういやあんた達チームだったんだね」 シンイチ「あと二人入る予定ですが選考はまだ途中です」 ミサト「あんた達について行ける奴等なんて中々見つかんないだろうよ」 シンイチ「俺たちは小隊じゃなく二人だけのチームでいいんですけどね」 シイナ「それだけで成果を出して見せる」 ミサト「相変わらずの自信だね、まぁあたし達の整備を信じて行ってきな、そろそろ出撃だろうさ」 シンイチ「まぁ偵察ですけどね」
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