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リュウイチは残りのOOEを撃墜し、ベースに戻ろうとした。
リュウイチ(隠れてる軍は民間人が戦ってるのに無視してたのか、そんなの酷いよね)
(了解、索敵を開始し敵機を確実に撃墜します)
リュウイチ「えっ?」
KEN-SEIはレーダー索敵を始め、山影に隠れているクワァン達を見つけた。
サイゾウ「何をしているリュウイチ!?」
リュウイチ「わからない!KEN-SEIが!!」
(主の敵を破壊、確実に…破壊します)
サイゾウ「落ち着くんじゃリュウイチ、お前の精神にKEN-SEIが反応してるんじゃ!」
リュウイチ「そんなこと言われても……落ち着いたって止まらないよ」
クワァン「相手がこっちに向かってくるぞ」
ムルト「戦闘態勢のままだし、やる気みたいだよ」
イーク「敵意を感じます、機体パイロット両方から」
クワァン「仕方ない、二人共配置につけ、ムツキに向かわせるわけには行かない」
ムルト「これで戦闘データが取れる」
イーク「そんなこと言ってる場合じゃないよ、動きが読めない」
KEN-SEIは一気に距離を詰め剣聖刀を振り回した。
クワァン「危ないねぇ!二人ともある程度距離を取って援護に回れ、私が突っ込む」
ムルト「あの剣のリーチに飛び込むのは危ないし、遠距離から射撃で落とすのが賢いし」
イーク「落とすどうこうは置いといても、ムルト君の言うように距離を開けて射撃した方が良いと思います」
クワァン「性分じゃないんだけどねぇ、仕方ないか、二人ともアサルトライフル構えて散開、集中砲火で手足を潰す」
ムルト「動きを封じて捕獲ね」
イーク「了解です、コックピットは狙わないようにですね」
クワァン達は各自散開し、それぞれがKEN-SEIから離れた場所でライフルを構えた。
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