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リュウイチ「距離を取って射撃か、正々堂々とはやってくれないよね」
サイゾウ「何を言っているリュウイチ!戦闘を止めて戻ってくるんじゃ」
リュウイチ「このまま戻ったらベースの場所がバレちゃうよ、この人達を落としてからじゃないと」
リュウイチはただ淡々と喋った。
まるで心が別の所にあるかのように
プロテクト・ベース
ホムラ「たまにリュウイチ君あぁなるんです、周囲が驚く程冷静になってただただ竹刀を振る、そうなったら誰も一本をとれない」
サイゾウ「相手を落としてはいかん、無論こちらが落とされても」
レイコ「大丈夫かなリュウイチ君…」
ホムラ「大丈夫だよ、あぁなったリュウイチ君は負けない」
サイゾウ「勝ち負けではない、両者とも落ちてはならんのじゃ、真に戦うべきはOOEなのじゃから」
ホムラ「相手を行動不能にすればいいんでしょ、それなら両手を切り落とせばいいんじゃない」
サイゾウ「ホムラよ、無用な争いは後顧の憂いとなるやもしれん、わだかまりを残してはいけない」
ホムラ「軍なんてどうせ何もしてくれない、自分達が助かる力を持っているだけです、現に彼らの対応の遅さ故に死んだ人達が何人居ると」
サイゾウ「それはワシも同じじゃ、早く神機全ての修復を終えていれば助かった命も多いじゃろうに」
ホムラ「ある種一から作るより壊れた物を直す方が難しい場合もあります、それは仕方がない、自分で作った物じゃないなら尚更です」
サイゾウ「それは軍も似たような物じゃ」
ホムラ「はい?」
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