第一話 決意の先

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ムツキ ブリッジ メロディン「これが司令の目的か、見たことのない機体だな」(人型をしているがこれは地球の物か?SAとは造りが違うようだが) サイマン「サイゴウ司令より通信が入っております、超高難度の機密通信です」 メロディン「了解した、艦長室で受ける、傍受及び記録は禁止する」(さぁどう出るサイゴウどん) 艦長室 リュウゾウ「未確認の機体と遭遇したというのは本当か?」 メロディン「はっ!ただいま未確認機動兵器のデータを作成中であります、尚、偵察に出たハンカ小隊が交戦中であります」 リュウゾウ「私の命令は偵察だったはずだが?」 メロディン(それでかまを掛けたつもりか?)「敵機はジャミング機能を有しているのかこちらのレーダーが機能しません、並びに高性能の索敵レーダーを装備していると思われ、ハンカ小隊の存在に気付き、攻撃を開始してきました、その場で交戦の判断をしたクワァン中尉の選択は正しかったと思います」 リュウゾウ「ふっ、やはり君をこの作戦の指揮官に選んだのは正解だったようだ」 メロディン(何?)「それはどうゆう事で?」 リュウゾウ「後の判断は君に任せよう、だが出来る限り未確認機動兵器は捕獲し持ち帰れ、以上だ」 隆蔵は通信を切った。 メロディンの顔は苦笑いを浮かべていた。 メロディン「そう言うことか、これがサイゴウどんの頭の中、悔しいがやはり侮れん」
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