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[ヒメユリ内で一斉放送]
カフス「緊急召集緊急召集、メロディン・イザルート大佐至急基地内司令官室まで来てください」
メロディン「緊急召集?何かあったか」
カフス「全ての整備員へ、カクタス級戦闘母艦並びにタイプFバーチェラス五機、タイプGカメルザン三機の発進準備を整えよ」
「班長!召集です」
ミナト「召集だって?私は今日非番のはずだよ」
「整備員全員に緊急召集です」
ミナト「全員?何があったんだい」
「わかりません、ただ至急カクタス級一隻、バーチェラス五機、カメルザン三機の発進準備をしろと」
ミナト「戦艦まで出すのかい、一大事かねぇ」(私は整備員だよ…今は)
カフス「ハンカ小隊とテリット小隊はカクタス級に乗り込み、J-92へ向かう準備を進めよ」
シイナ「私達が呼ばれるなんて」
シンイチ「余程のことか、それとも司令の早とちりか」
シイナ「私バーチェラスもカメルザンも嫌い」
シンイチ「乗る機体を選ぶな、俺たちはプロフェッショナルだ」
シイナ「スパイダムのがいい…使いやすい」
シンイチ「無茶言うなよ、この前テストやらしてもらっただけであれはまだ軍に採用されたわけじゃ」
カフス「尚、パイロットは希望する機体がある場合はこちらの出来る限り用意させるとの事です」
シイナ「スパイダム」
シンイチ「いや、あいつはテストでの二機だけこっちにあるんだ、実戦に出せるわけないだろ!」
シイナ「スパイ…ダム」
シイナは瞳を潤ませて信一を見た
シンイチ「うっ、……わかったよ!聞いといてやるからさっさと準備しろ!」
シイナ「ありがと」
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