時を経て…

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「何故私は妖力が高く生まれてしまったんだろう…幼いときから外に無闇に出ることができず最近になって先代が一人で出歩く事をやっと許してくれた。私も天狗達と同じように空を飛んで遠くに行きたい」 ?「月乃!探した。一人で行くなら俺に言ってくれ」 「忠信ごめん行き先は明里に伝えたけど忠信に言ってなかったね~」 「明里も心配してたぞ月乃が一人で行った事」 「明里に後で謝らなきゃいけないね」 「月乃は大きいものを独りで抱えすぎだ…自分を追い詰めたら駄目だからな幼馴染みだろ」 「忠信ありがとう…だけど私が一族を背負わなければ誰が抱えるの?私だけだよ」 「月乃…」 「忠信の言葉で私はもっと頑張れるからねありがとう」 「…」
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