第1章、あれ?何か違う。

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「なぁ、お前はいつからこのクラスに居たんだ?」 問いかける、まずはこれから聞こう。すると、黒髪の美少女は口を開いた。 「最初から」 「え!?」 あり得ない、最初から居たならまず上田が覚えている筈だ! 「最初から!?俺はお前の名前も知らないぞ!!」 当たり前だ、今日初めて見たのだから… そしてまた黒髪の美少女は答えた 「私も知らないわ、貴方とその赤髪のお友達の名前」 「え!?それってどういう…」 キーンコーンカーンコーン チャイムが鳴る 「詳しいことはまた後で話しましょう?」 ごもっともだ、授業中にあれやこれやと話していては頭がイカれてる奴と思われる 「じゃあ、また後で」 とりあえず授業を受けることにした。1つも頭に入らなかったが…
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