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「ていうか、お前けっこう大胆な格好してんな。誘ってんの?」
格好??
自分で制服を見たけど濡れているだけだった。
私が気付いてないのに、気づいた裕斗くんは私の耳元まで顔を近づけて言った。
「上から見ると丸見えだし。あと透けてる。」
うそっ!?
私は両手で自分の胸を急いで隠した。
「今なら、部室誰もいねぇしジャージに着替えてけば?」
「今日ジャージ持ってないんです・・・。」
よりによって今日に忘れるとか!!
私本当にバカだ・・・。
「ジャージ持ってねぇなら、俺の貸そうか?」
「いえ!!それは迷惑ですので!!」
「ふぅ~ん。じゃあその格好で帰るんだ。」
裕斗くんは、ニヤッと笑いながら言った。
「・・・借ります。」
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