鳥の学舎

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「それで、要するになんだ?俺に今回のサバイバル教習の詳しいことを調べてほしいのと、あわよくば自身のサバイバル教習の参加を認めさせてほしいとかか?」 「いえ、流石に親の不参加を覆すのは無理よ、だけど私は不参加になる納得のいく理由が欲しいのよ」 「じゃあサバイバル教習の詳しいこと調べて、お前の納得する今回不参加にさせられた理由を探ってこいと?」 「うん!」 モルシエゴはここぞとばかりに最高の笑みを浮かべる 「そうか、うんよし!」 「頼まれてくれるの?」 「だが断る!!」 俺は逃げた 脚力には自信がある 逃げに特化しただけどね 仕方ないじゃない チキンだもの 「え?あああ!」 事態を把握するのに時間をかけた彼女は、気づいて大きな声を出す 「逃げたのね!!覚えてなさい!!」 こんなとき、鳥あたまってのが羨ましくなる……こんな恐いこと三歩で忘れられるんだから
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