鳥の学舎

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先程、俺に突っかかってきたモルシエゴがいた 成績は、まずまずのあいつがサバイバル教習に参加しないと言っていたこと、その時はじめてその事が現実味を帯びた 「それでグループのことなんだが、三人一組のスリーマンセルを採用する、尚グループ分けはすでにこちらでしている」 「聞いてないよー」 「誰と組むんだろ?」 「お、おで、女の子と一緒のグループになったら……ブ、ブブ、ブヒィィィ!!」 「あいつとの班だけにはなりたくないわね……」 思い思いの声があがる中、俺はこのグループ分けは、何のためするのかということで悩んでいた そもそも、サバイバル教習での合同からおかしいとは思っていた 何かがあるなと思い、顔をあげたらそこには 「ガリナ君よろしくお願いしますね」 「こんな奴とよろしくなんかしなくても良いよパヴリーン」
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