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「見ろ!!上だ!!ガリナの野郎だ!!アハハ」
「くそっ、横取りしやがったか」
「ひ、ひどい……おでが頑張って先回りしたのが無駄になっちゃった」
まぁ仕留めた奴が勝ちだからと思ってる俺はにやけながら、森の中にそのまま突入し、木々の枝や葉を上手く避け
「そぅら5匹目!!」
ドガッ
「ギャンッ」
スタッ ザザッ
地を闊歩する大きな猫に飛び蹴りをし、その反動で上手く着地した。
「グルルガァァァ」
猫は飛び蹴りを食らったのにも関わらず、起き上がろうとしてきた。
「あんただけに良いとこ持ってかれちゃ困るわ!!」
ビュツ ドッ
「ギャンッ」
追い付いたスワンが縄の先にクナイがつけられているロープダートを投げ、大猫の体に刺し、逃げられないようにし
「私も忘れないでください!!」
ヒュッ ヒュッ
少し遅れて来たパヴリーンが、止めとして投げナイフを放った……
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