狩りの授業

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捕ってきた獲物は、自分達の班ごとに分けられ、いったん解体職の場所に送られる。 解体職と言うのは、捕ってきた獲物などの使える部分と使えない部分を綺麗に分け、後日捕ってきた者に、使える部分を少量の金額で譲ってくれる仕事をしている店のこと。 学生は、学校の授業で捕ってきた獲物などを、学校から注文するような形なのでお金は払わなくてもよい。 しかし、その代わりに取り扱いが難しい部位などは、店側に譲ることになる。 「さて、俺は解体職に他の用事があるから、先帰るな」 「あっちょっ……」 スワンに止められかけたが、今日の授業は終わったため、無視して学園から離れ、森とは反対方向の街に向かった。
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