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「むぅ」
孔雀特有の目がチカチカしそうな色の髪の毛を少し逆立て、むくれているパヴリーンは、俺達が入っているバードマン養成学校で、トップクラスの成績をキープしている孔雀型の雌の有翼人種
所謂できる子
「で、あるからして、我々有翼人種は地上人の訪れないよう。このエアーロックと言う空中大陸の、そのまた分断されたかのように浮いている島々に散って生活している。しかし、このエアーロックには人間族とは違う障害があったのだが、それは何かな?」
「「はい」」
「では、少し挙げるのが速かったパッセロ君」
「はい!」
教師の問い掛けにこの年になって手を元気良く挙げるとは……全く分からないね優秀者って
俺がパヴリーンを差し置いた良い子ちゃんであるちっこい茶色いショタ
もとい雀型のパッセロをまぶたの落ちそうな目で見やるとちょうど答え始めた
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