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御影さんに案内されて、桔梗様の部屋に到着した。
…が、あんなにカッコイイ王子様のまえでこの格好はさすがに恥ずかしすぎる、もし引かれたらどうしよう…なんて考えていたらなかなかはいれなかった。
(でも、行かなきゃ!)
ノックをすると、優しい声でどうぞ、と桔梗様が返事してくれた。
姫「失礼します、」
すこし戸惑いながら部屋にはいると、予想通りの反応だった。
目を大きく見開いて口をすこしあけたままの状態で停止。
(いや、あなたの反応は正しいです、桔梗様。その反応が普通なんです!…ああでも驚いてもかっこいいですねー泣)
桔「…あ、ごめん//…驚いちゃった」
姫「すいません;あの、私これからき、桔梗様の専用メイドなので、なんでもいって下さい!」
桔「あ…わかった…」
桔梗様は少し困ったように、ベッドに座ったまま下を向いてしまった。
どうしたらいいかわからず、じっと待っていると、桔梗様に最初の命令として、こっちにきて、といわれた。
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