10人が本棚に入れています
本棚に追加
――――――――――――
―――――
マ「やだー♥コレかわいい♥ね、そう思わない?姫華ちゃん!」
姫「すごく可愛いです!」
桔梗様の提案で大型ショッピングセンターにきて買い物をしている。
(もちろんメイド服ではなく私服だ)
桁外れの金持ちなので、普段家においているものなどは特注したりしているらしいが、奥様はもともとは一般家庭で育ったので、自分の普段着などはこういうところで買うといっていた。
私自身も、ショッピングセンターなどは大好きだから嬉しい。
マ「姫華ちゃんコレ似合うわ!ね、桔梗?」
桔「はい。思わずみとれてしまいますね。」
清楚な白のワンピースを私に当てながらきゃっきゃと楽しむ奥様に対して、爽やかな笑顔でコメントをする。
いったい猫を何匹かぶったらそうなれるのか、教えてほしいくらいだ。
確かに一緒に歩いていると気持ち悪いくらいみんながこっちを振り向くほど、桔梗様はかっこいい。
でも…
(この"犬がなんか布でも巻いてる"とでも言いたそうな顔…っ!💢)
奥様が目を離したら遠慮なしに猫全部どけて王様の顔になる。
見事な二重人格だ。
マ「これ買ってくるわ♥今度でかけたときに着てね!」
さっきから少しでも気に入ったものをみつけるとすぐに買いに行ってしまっていた。
おかげでかなりの衣類を手に入れてしまっているわけだが…
姫「あの、桔梗様…ほんとその荷物、私が持ちます…;いや、もたせてください…;」
最初のコメントを投稿しよう!