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姫「きてしまった…」
次の日、地図を渡されむかった先は、もちろん王道家。
私はいままでずっと自分はものすごいお金持ちで、家も大きいことが誇らしかった。
けど、それは間違いだったみたいです。
今目の前にあるのは、お城。
家ではなくてお城だった。
(すいませんでした…自分のことお金持ちだと勘違いしてて…)
しばらく呆気にとられていたが、気を取り直してもはやインターホンとはいえない形をしたインターホンをおした。
門が開いたのでなかにはいると、いつかドラマでみたようなおびただしい数の執事が門からドアまで並んで待っていた。
しかしここで気圧されては神崎グループの社長令嬢の名がすたるので堂々と進み、執事があけてくれたドアの内側へ足を踏み入れた。
(おっきいなあ~;)
「ひ・め・か・ちゃんっ♪」
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