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俺よりも低い身長なのを隠すためか若干背伸びをしている。
綺麗な金髪(たぶん地毛だろう)に色素の薄い瞳。
真っ白で透き通りような美しさの肌。
整った顔(俺ほどではないが)を真っ赤にしながらボーッと見つめてくるその無防備な姿。
華奢なわりに自己主張をする大きな果実。
どこをとっても、完璧だ!!
これじゃあまるで…
京「神じゃないか!」
神「え!?は、はい!ミレイです!ミレイってよんで下さい!」
京「それで、神よ。いったい俺に何のようだ?」
神「ミレイですぅ!」
京「さっき神族だなんだ言っていたが、あれは何だ?」
神「す、スルーはいじめの始まりだと思i」
京「それにここはどこなんだ?なんか凄まじい懐かしさを感じるんだが」
神「それはあなたg」
京「ここって重力とか酸素とかどうなってんの?」
神「それはつっこんじゃいけn」
京「おまえっていつ死ぬの?」
神「なんでそんなこと聞k」
京「さっきからなんで質問に答えてくれないの?」
神「あなたが邪魔してr」
京「帰っていい?」
神「ダメですぅ!!!!!!」
京「おぅふ…急に叫ばないでくれよキャロライン」
神「だからミレイですってばぁ!!」
はぁ…はぁ…、と息を荒くする神。
大きな目に涙を浮かべながらの荒い息づかいと上気してほんのりと赤みを帯びた頬。
京「眼福眼福」
神「いいかげん、話をっ…聞いてください!!」
京「なんだい?さあ、早く話してごらん…?」
神「なんで小さい子を見るような生暖かい目をしているんですか!!」
京「ハハッ…ごめんごめん。お兄さんが大人げなかったね」
神「だ!!か!!ら!!私は!!子供じゃありません!!」
京「そうだね…でも焦る必要は無いんだよ…?誰にでもそういう時期はあるんだから。」
そこまでいって生暖かい目で神に微笑む。
弄られすぎて激情していた神は一瞬目を見開くと、怒りに染めていた顔をまたしても違う意味で赤く染めた。
神「ぁ…ぁぅ////、もういいです…」
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