12人が本棚に入れています
本棚に追加
すると男の前に誰かが立つ。
男は恐る恐る顔を上げると、目の前にそいつは立っていた。
黒い長い髪、透き通るような白い肌。黒いメイド服を着た美少女の手にはボーガンが握られていた。
薄笑みを浮かべながら男を見下した眼で見る。
「助けてくれ。頼む」
男は必死に懇願する。
その言葉に、少女は鼻で笑う。
「助けてくれ? 今まで一体何人が貴方にそう言ったの? 貴方が今まで殺した女性の数は、10人。」
少女は淡々と言う。
「しょ、証拠はない。」
男は否定する。
「証拠? あたしがこの眼で見ればそれで犯罪は立証される。あなたは有罪確定。」
少女はゆっくりと男に向けて、男の右腕をボーガンで射抜く。
悲鳴を上げながら、男は恐怖と痛みで涙を流しながら震えている。
「死刑」
そういうと心臓と頭に向けてボーガンを発射する。
絶叫にも似た悲鳴を上げながら男は絶命をしてしまった。
最初のコメントを投稿しよう!