FROM HELL 

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2015年9月6日 午後1時25分 東京ワンダーパークランド。  東京湾の沖、3キロの地点に2年前に作られた総合大型アミューズメントパークである。 レジャーランド、宿泊施設、動物園、博物館など多種多様な施設があり、その広さは東京ドーム10個分という広大な規模である。その広さは、世界でも有数のものである。昨年の来場者数は、300万人を軽く超えているほどである。  その日も、日曜日ということもあり午前の段階で来場者は2万人を超えていた。  そこへ沖合いから一機の戦闘機が静かに向かっていた。レーダーに隠れることもなく堂々と向かっていたのだ。 多用途戦術戦闘機F22ラプターは、その猛禽類の異名のごとく静かに目標に向かっていった。 「ねぇ? ママ。あれなに?」 その存在にいち早く気がついたは、一人の少女だった。 母親は、少女が指差したほうを見ると驚いた。 遠方から何かが近づいてきた。その姿は、どんどん大きくなっていく。それが飛行機であるときがついた時は、すでに遅かった。 東京ワンダーパークランドの頭上を掠める瞬間に、F22からは一発のミサイルが投下された。 数秒後、東京ワンダーパークランドは、轟音と爆炎を空高々にあげながら、消滅した。
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