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素早くドアを開け、外へ飛び出すとグレネード弾を敵の四駆に向かって撃った。四駆は、爆発を起こし男達も爆風で吹き飛ばされてしまった。
爆風で吹き飛ばされた男は、近くに落ちているマシンガンに手を伸ばそうとすると、手を踏みつけれた。踏みつけてきたのは渚だった。
「ねぇ? 貴方たち何者? なんであたしを狙ったの?」
渚は言う。
「お前に、賞金が懸っている。」
男は言う。
「賞金?」
「生死を問わずに5億円。その情報は裏社会に出回っている」
「そんなに? 一体誰が?」
「知らんさ。明日の深夜零時までの期限付きだ。それまでにお前を仕留める事ができた者が賞金と裏社会での名声が手に入る」
その時、男は隠し持っていたナイフを抜くと渚に襲い掛かろうとした。
「うざい」
渚は、男の顔面を蹴り飛ばすと男は血を吐きながら気を失ってしまった。
「警部、大丈夫ですか?」
林原が駆け寄ってきた。
「ちょっと面白くなってきたみたいだよ。いろいろとね」
不敵な笑みを浮かべながら、渚はいうのだった。
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