いーち

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  「とりあえずこんなもんかな…何か分からなかったことはあるかな?」 『あ、無いです。』 「そっか…もうそろそろキミのクラスの担任が来る頃かな?」 コンコン 「お、噂をすれば…どうぞ~」 がちゃっ 「失礼します」 そうして入ってきたのは… 『うわっ、すげー見た目ホストだ』 「誰がホストだ」 『わお、地獄耳だ』 やはりホストだ、めちゃくちゃ見た目がホストだ って、ぼそっと言ったつもりが聞こえてたのにビックリしてしまったぜ 「うーん、僕でもキミがホストにしか見えないんだけど」 「Σ理事長まで?!」 おぉ…理事長もホストに見えるのか… 「あーゴホン、お前が柚木拓海か?」 『はい、よろしくお願いします』 「俺は藤原佑久(フジワラタスク)、お前の担任だ。次にホストって言ったら襲うからな」 『えーやだこの先生こわーい(棒読み)』 「Σ心がこもってない!!」 なんだこの先生、おもしれー。ツッコミできるとか、なにそれおいしい← 『嘘ですよ。よろしくお願いしますね、藤原先生(ニコッ』 「「っ!?///」」 『あれ…なんでそんなに顔真っ赤なんですか?って、理事長までなに赤くなってるんです?』 ((むっ、無自覚か…!?)) ただ普通に笑っただけなんだけど…赤くなる意味が分からないんだが… 恋愛事はもちろん、拓海は自分の容姿や仕種の破壊力にも疎かったのであった  
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