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あれから少し話した後、俺達は理事長室を出ていまは教室へ向かっている最中だ
「お前のクラスは1ーBだ。隊長のあいつ以外はいい奴だから仲良くしろよ」
『隊長って…親衛隊の?』
「あぁそうだ。そいつは会長の親衛隊隊長だ。チャラ男で誰でも抱くらしい。んで生徒会にむやみに近付くと親衛隊の奴らに襲われるからな、気をつけろよ」
『ふーん…』
「ふーんってお前…;」
『だって、話を聞いただけじゃそいつがどんな奴か分からないじゃないですか。噂なんてほとんどでたらめですし、俺は自分の目で見たことしか信じませんから』
「…」
ん?なんか俺の話聞いた途端、立ち止まったんだが
なんか変な事言ったか?
『…どうしたんですか?』
「あ、いや…お前、変わってんな」
『普通ですよ。っていうか、噂を真に受ける奴の方が変わってますよ。』
まったくもって理解出来ない。噂を真っ向から信じるとか人としてありえないだろ、噂を全部信じるなんて馬鹿のすることだよ。
なんて話をしていたら、いつの間にか教室の前にいた
「よし、俺が呼んだら入ってこい」
『はい』
そういって先生は教室へ入っていった
それと同時に教室から声が上がった
キャァァァァァァァ!!
先生カッコイイ~!!
抱いてぇ~!!
ホスト~!!
って、声でかっ!!お前ら本当に男か?!
っていうかホストっていった奴、俺の姉貴と同類か?!そうなのか!?
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