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『はぁ…春樹、行こうぜ』
「…」
『?…春樹?』
「…」
『春樹っ!』
「∑うえぇっ?!何?!」
『何って;とにかく進もうぜ?席なくなっちまう』
「え、あ、うんっ」
なんだかしどろもどろになってる春樹の手を引いて席を捜し、ちょうど二つ席が空いていたので座った
さっきから周りが静かすぎる…まぁおれのせいなんだけど
「にしてもびっくりしたよ、いきなり大声出すから…」
『だってうるさかったんだもん(ぷくっ』
((((((かっ、かわいい!))))))
『ん?春樹どうした?顔赤いけど…』
「∑う、ううんっなんでもないよっ(むっ、無自覚すぎる!)」
ただ頬を膨らましただけでこう、真っ赤になるもん…なのか?うわ~、姉貴って鬼畜だ…
「な、なに食べる?」
『タッチパネル式か……おっ、結構種類あるな~…何にしよう…』
「俺は~…やっぱりかつ丼かな」
『じゃあ…俺は~…から揚げ定食にしよう』
俺は悩んだ末に決定したから揚げ定食を押して注文をした
運ばれてくるまで春樹と会話をたのしもうとしたんだけど…
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
「『∑(びくっ)!?』」
『おい、さっきと比べものにならねぇくらいうるせえんだけど!』
「あぁそれはやっぱりせ「拓海ぃ~!」へ?」
ドカーン!
『∑ぐはっ!』
そんな効果音が聞こえるくらいに勢いよく誰かが俺の名前を叫びながら激突してきた
姉貴からすれば、こんなことをするのはただ一人…
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