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「拓海~会いたかったですよぉ~!」
『うわっ!やめっっいたたたたたたたた!』
「たっ拓海っ」
『副か「この僕を吹っ飛ばした拓海が好きになってしまいました!あの衝撃は久しぶりにゾクゾクしました!もう離しませんよ~!(ギュウ~)」∑ぐえぇぇぇ~!』
そう、俺を椅子ごと倒したのはこの学園の生徒会副会長だった
俺に会えたせいか興奮状態にあって俺を抱きしめる力がさらに強まって息がっ…!
「えっえっどっどうしよう(オロオロ)」
『困って…ない、でっ…た「おい、いつまでそうしてんだ」ん?』
ヒョイッ
「∑ちょっと龍輝!なんで引き離すんですかっ」
「うっとおしいからだ。ったく場をわきまえろ」
そう言って副会長をぽいっとする男は、龍輝というらしい。この感じは…
「かっ、会長さまっ?!」
「悪いな、うちのバカが」
「ちょっと誰がバカですか!ああもう拓海に会えて嬉しかったのにっ!」
『こほっ、俺は嬉しくないんですけど』
「んもう照れなくてもいいんですよっ」
『照れてませんからっ!』
やっぱり俺を助けたのは会長だったか…っていうか副会長うっとおしいんだけど!
この人と関わるのやだなぁ…
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