僕の人生は波瀾万丈(仮) 長期休載

いーち

　
｢どうもはじめまして。この幻想学園の生徒会副会長をしている萩野優馬(ﾊｷﾞﾉﾕｳﾏ)と申します。よろしくお願いしますね(ニコッ｣

紳士的対応をする彼は萩野先輩っていうらしい…
うわー、すごいオーラ放ってるな～…でも…

『よろしくお願いします…あの、萩野先輩』
｢はい？｣
『会ったばっかりでこんなこと言うの悪いんですけど…無理に笑わなくても…いいんじゃないですか？』
｢!!｣

そうなんだよねー…なんか、萩野先輩の表情には感情がない気がするんだ…確かに笑ってはいるんだけど…

『あんまり楽しそうに見えないし、なにより、その笑顔が他の人と一線引いてるようにみえるんです…』
｢…｣
『なっなんて、アハハハハ…』
｢……｣

…どうしよう…言いすぎたかも…!!
なんだか気まずくなって謝ろうとしたんだけど…

｢ふっ…アハハハハ!!｣
『Σ!?』

きゅっ、急に萩野先輩が笑い出した！なっ、なにかおかしなこと言った?!

『あっ、あの…』
｢ははっ……あぁすいません…あなた、面白いですね｣
『そっ、そう…ですか？(ｺﾃｯ』
｢っ!?///｣

何が面白いのかよく分からないんだけど…
それに、僕が首を傾げたら萩野先輩は顔を赤くした。なんで？(無自覚