いーち

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  副会長から逃げてきた俺は、ふと気付く 『ここはどこだ!?』 無我夢中で走っていたら、迷子になったみたいだ くっ、なんてこったい!!困ったぜよ(;´Д`) 『うー…どうしよう…』 「んー?キミ誰ぇ?」 『へ?』 俯きながらその辺をぶらついていたら、誰かに呼び止められた その方に振り向くと、見た目チャラ男がいた 「見ない顔だねぇ~もしかして転入生ぇ?」 『は、はい…そうです』 「へぇ~そっかぁ~」 ジロジロと俺を下から上から見るチャラ男 品定めでもしてんのか? 「キミ…もしかして、迷子ぉ?」 『あっ、は、はい…副会長さんのところから逃げてきてしまって…』 「?逃げてきたって?」 『えっと…』 僕がチャラ男さんに事情を話すと、爆笑されました 「ギャハハハ!!あーおかしぃー!!」 『そっ、そこまで笑う事ですか?』 「そりゃそうだよ~萩野くんは紳士で通ってるようなもんだからねぇ~」 『はぁ…』 どうやら彼にはツボだったみたいだ って、こうしちゃいられない!! 『あっ、あの!!…理事長のお部屋は何処でしょう?』 「理事長の部屋はねー、ここをまっすぐ行ったらある建物の最上階にあるよ~」 『そうですか!!じゃあ僕はこれで…』 「あぁちょっと待って~?」 『え?』 いざ理事長室へ!!って意気込んで行こうとしたら呼び止められました チャラ男は上着のポケットから携帯を取り出して何処かへ電話をかけた  
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