僕を助けて…。
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君は僕の前に不意に堕ちてきた天使だった。 だった、というのは、もうそれが遠い過去であることを意味する。 君は僕によく奢らせた。僕は馬鹿だったから、可愛い君に何でも買ってあげた。 君はよく遠いところ、特に人気の無いところへ出掛けたがった。例えば心霊スポットで名高いトンネルや、秘境の温泉宿、深い渓谷を臨む吊り橋。 「逃避行みたいだね」って笑う君の顔、忘れられない。
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